#僕たちの妊活は、ここから始まった ― 流産体験記

#1 【流産】陽性反応からたったの一ヶ月だけだったけど

陽性反応が出て、一緒にいられたのはたったの一ヶ月だけでした。
たった一ヶ月でしたが、いろんな感情の変化があったので記録しておこうと思います。

妊娠発覚から流産までの一ヶ月

自分が変わった瞬間だった

思い返せば「自分の人生が変わった瞬間」はいくつもあります。
高校や大学の受験や就職など、後々考えてみればそれが起点になっていたなというような。

ですが「自分が変わった瞬間」と明確にその時にすぐ認識できるようなときは、あまりないように思います。
しかし今回の妊娠判明は、その数少ない「自分が変わった瞬間」でした。

周りから見たらまだまだたいして変わってないとは思います。
ですが、自分としてはすごく変わったと思います。

良い変化なので、今後も続けていきます。

妻への思いと大切さを再認識

なんとなく好き、とか、なんとなく楽。
というような”なあなあになっていた感情”が、きちんと整理されました。

「もし仮に今後子供ができなかったとしてもこの人と一緒に過ごしたい」
「そもそも子供を作るために妻と一緒にいるんじゃない」

そんな気持ちを強くしっかりと感じました。
今までは言葉でわかっている・思っているつもりになっていた気がします。

実感が沸かないまま

ですが親になることや出産すること、その次にある子育てなどについては、実感を得られないまま終わってしまったように思います。
気持ちの準備や落ち着きがないままに、過ぎていってしまいました。

いろんな実感がどのタイミングで沸くのかはわかりません。
しかしそれらのいろんな実感が少なかったのが、とても寂しいです。

実感が少ない分、次に行きやすいという現実的な話はあるのでしょう。
ですが簡単には終わらせたくない。自分たちの子がいたんだ。という気持ちもあります。
しかしその気持ちが次の妊活に尾を引いてもよくないですし…。難しいところです。

二人にとって大切な時間だった

大切な時間だったことは、間違いないです。
いろんな気持ちや感情が一気に駆け巡って、結果はダメだったものの、人生をとても濃いものにしたと思います。

流産ですので”してよかった”とはなりませんが、自分や妻の人生の中でとても大切な時間にはなったと思います。
短かったけど長かった。

まずは妻のために強く

今後子供ができようができなかろうが、まずは妻のために。強く。

妻がいてこそ、妻のおかげで、人生が広がっているし楽しめています。
二人で子供を授かることを望んではいますが、それは妻あってこそ。

そんな妻のために、強くならないといけませんね。
妻に対して感謝や詫びを示すのはとても苦手ですがそんなところから、変わっていこうと思います。

今回の大切な時間や経験をさせてくれたのは、妻がいてくれたからできたことですので。

妊活は夫婦のチーム戦。悩みながら、でも前を向いて。 noteでは心の記録、ブログでは妊活シリーズを綴ってます🌱 好きなお酒はジンとアブサンです。 ▶︎ note:https://note.com/haibarasan ▶︎ ブログ:https://dannamesen.org

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