父親になる準備って、いつから始まったんだろう?
妊活を本気で始めたとき?
妊娠が分かった日?
心拍確認ができた日?
母子手帳をもらったとき?
それとも、もっと前?
もうすでに走り出していて、準備が始まってるのは間違いない。
いつからか始まって今に至るのは分かるんです。
けど、それがいつからか分からない。
「この答えが分かったら、自分の深いところにたどり着けるんじゃないか」
そんな気がしたから、少し、考えてみた。
「父親になる準備=制度や知識」だと思っていた過去の自分
出産費用など調べたり、役所で資料をもらったり。
パパママ教室に通って、来る日に備えたり。
知識や制度を知る、調べることで、父親になる準備が始まるものだと思っていました。
女性は知識や制度をまったく知らなかったとしても、その体で、母親であることを体感して、準備が始まっていくと思うんです。
でも、父親はそうじゃないです。
けれどなんとなく、ネットなどで知識を貯めこむことで父親になる準備が始まると思っていました。
それか、パパママ学級などの制度を活用して、未来を想像する中でぼんやりと進んでいくのかなぁ?くらい。
でも、違和感があった瞬間
初めての陽性で心拍確認まで行けなかった、2㎜ちゃんのことを思い出した。
私たち夫婦はなんとか二度目の陽性判定が出て、幸いにも心拍確認までたどり着けました。
そして母子手帳をもらって制度や給付金などの資料を見ながら説明を受けたりしたことで、出産までがグッとリアルさを増したことは事実です。
父親になる現実が近づいてる、じゃなくて、”迫っている”という感覚になったのも事実です。
だけど、
2㎜ちゃんの陽性を知ったときに「ここから始まる」と、思った感覚。
そこから妊婦にいい食べ物だったりを調べて、妻を労わっていい家庭を作りたいと思った責任感。
今の陽性だって、そこから始まって、全部つながってる。
妻への労りだって、ずっと続けてる。
母子手帳をもらったから、とか
パパママ学級に行ったから、とか
それで”父親になる準備が始まる”としたら――――、
「2㎜ちゃんから始まったことは、いったい何だったんだ?」
と、なってしまうんです。
これが違和感。
準備が始まったのは「役割を自覚した瞬間」じゃない
母子手帳をもらうことで、
パパママクラスに行くことで、
それこそ出産を終えたことで、
準備が始まるのは、父親としての役割を自覚した瞬間ではない気がします。
役割はあくまで後押し。
準備をしてきた人の背中を押すもの。
役割を自覚して準備が始まるなら、みんなそれなりに父親になる準備ができる。
それこそ、出産後は強制的に役割を自覚させられるワケですし。
けど違う気がします。
私と2㎜ちゃんとの短い間に、役割の自覚ってそんなになかったと思います。
けれど、そのときから準備が始まっていたような気がします。
これって、
「自分が変わらないといけない、と自覚した瞬間」、だったように思います。
私は初めて陽性判定が出たあの時、あの瞬間、変わったんです。
今も準備の途中である
まだ父親にはなっていない。
でも、以前の自分でもない。
妻の体も心も、日々変わっていっている。
なら、自分が変わらないんでどうするんだろう?
女性は、身をもってどうやっても変わる。
男性は、ボーっと過ごしていたら、準備のないままに役割を付与される。
まだまだ準備は始まったばかりです。
準備は今も続いています。
これからも出産まで、走り続けようと思います!
けれど、いざ生まれたら、
今まで「準備してきたつもり」だったことが、
準備と呼べないほど小さく感じる日が来るのかもしれない。
それがどれほど大変なことなのか、
今の自分には、まだ想像もついていない。
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