「6週・9週・11週の壁」に振り回されていた私が、少し楽になれた整理の仕方

妊娠してから、いろいろな情報を調べるようになりました。
その中で、何度も目にするようになった言葉があるんです。

「6週の壁」
「9週の壁」
「11週の壁」

検索すればするほど、次から次へと、とにかく壁壁壁。
正直、どこまで気にすればいいのか分からなってしまいました。

「この週を越えたら安心」
「ここが一番怖い」

そんな言葉を見るたびに、
今いる場所が安全なのか、それともまだ危険なのか、
頭の中が整理できなくなっていった気がします。

そこで一度、
この「◯週の壁」という言葉そのものを、
まとめて整理してみようと思いました。

「◯週の壁」は医学用語ではない

まず知っておいてよかったのは、
「◯週の壁」という言葉は、医学的に定義された正式な用語ではない、ということでしたね。

多くの場合、この言葉は
SNSや体験談、ブログ、妊娠アプリの投稿などから生まれてます。
つまり、医師が共通認識として使っている概念ではないんです。

だからこそ、
人によって意味が違ったり、
新しい「壁」が次々と生まれたりするんだと分かりました。

👉 医学的なものじゃないの!?

“〇週の壁”って、明確な医学用語ではないにしても、
よく聞くので、少なくとも医学的な裏付けがあるものだと思っていました。

しかし調べていくうちに、
「6週が…、8週?いや9週もあるぞ?
10?他では11週ってのも見た気がするぞ・・・?」

6週目を越えたら次は9週!その次は11週!
みたいに、医学的裏付けのもと、ほぼほぼ決まっていると思っていたのに、
どうやらそうではない様子。

あくまで目安ですし人によっても様々。
そう知ったとき、不安が襲ってきたとまでは言いませんが、なんだか脱力しました。

医学的な変化に由来する「節目」があるのも事実

一方で、
すべてが根拠のない言葉というわけでもないんです。

妊娠経過の中には、
医学的に見てひとつの節目とされる時期があります。

たとえば6週前後は、心拍が確認されることが多い時期です。
心拍が確認できるかどうかで、
不安の質が変わるのは自然なことだと思います。

9週から10週にかけては、
流産率が少しずつ下がっていく時期でもあります。
12週前後になると、
医学的には妊娠初期から次の段階へ移行していきます。

ただし、ここで大切なのは、
リスクが「ある日を境に急にゼロになる」わけではないということです。
実際には、なだらかな変化が続いていくだけです。

👉 節目があるのが事実と言えど、

明確に何周目!というのはないけれど、
週数を追うごとにリスクが下がっていくのは事実。

けど、
「ゼロじゃないんだよな」
この一言にすべてが集約されている気がします。

流産リスクが5%になったって、
5%に当たってしまったら生まれないわけで。
その5%が150%の、不安を生むわけで。

統計が一人歩きして生まれた「壁」

「9週の壁」「11週の壁」などが増えていく理由の多くは、
統計データの切り取られ方にあります。

「◯週を超えたら流産率が◯%以下になる」
こうした数字は、本来は全体の傾向を示すものです。

けれど、人は数字を見ると、
そこに明確な区切りや境界線を作りたくなります。

その結果、
本来は連続しているはずの変化が、
「ここが壁」「ここを越えれば大丈夫」
という形で語られるようになるのだと感じました。

👉 不安がひとり歩きしたんだろうな

とにかく安心したい―――
これって、妊娠を経験したら当たり前なことだと思うんです。
もちろん私もそうです。

その不安がいっぱい集まって統計になって、
〇週の~、になったんだろうな。

けど、
その統計から生まれた”壁”に惑わされる。
それが自分自身の無意識の目標になって、自分を縛る。

けど統計も壁も関係なくて、不安はずっと、生まれるまで続くんだよな
そんな私の11週―――。

いちばん多いのは「心の中にある壁」

実は、いちばん多くの「◯週の壁」は、
医学や統計ではなく、
その人の経験や記憶、不安から生まれているものだと思うんですよね。

次の検診が近づくと不安になる。
前回、何かあった週数が近づくと怖くなる。
つわりの変化に敏感になる。

これらはすべて、
「考えすぎ」でも「弱さ」でもないです。

不安があるからこそ、
人は区切りを作り、
自分を守ろうとしているのだと思います。

👉 壁を越えて、親になる?

多量の鮮血や強い腹痛はないのに、
状況を冷静にちゃんと見てみれば、順調なのに、不安になってしまう。

次の検診まで長い長い長い!

けど、
この不安を越えて、越えられて、
親になっていくのかなぁ。

そう思うと、不安に押しつぶされてなんていられないのかなぁ、って。

「壁」に振り回されすぎないための考え方

整理してみて、
私がいちばん楽になったのは、
「◯週の壁」を超えることを目標にしない、という考え方かなぁと思います。

壁はゴールではないです。
判断基準でもないです。

あくまで、
「今、自分はこのあたりにいるんだな」
と現在地を確認するための目安です。

本当に優先すべきなのは、
医師の所見や、検診での経過、
そして今、実際に出ている症状なんですよね。

医師から「順調」と言われていること。
大きな異常が出ていないこと。
これは、どんな「◯週の壁」よりも信頼できる情報だと思います。

👉 信じる気持ち

医師の順調という言葉は、重く響く。
今はそれを信じるしかない。

誰が言ったか分からない漠然とした”壁”なんかじゃなくて、
ちゃんと知ってる専門家の言葉を信じる。

それが、私たちを癒す唯一の術。

「◯週の壁」は、越えるものではなく、通過するもの

「6週の壁」「9週の壁」「11週の壁」。
これらは医学用語ではなく、
不安や経験、統計が混ざり合って生まれた言葉なんですよね。

数が多くて混乱するのは、
それだけ妊娠という出来事に、不安がつきものだからだと思うんです。

大切なのは、
壁を目標にしすぎないこと。
壁に振り回されすぎないこと。

今いる場所を静かに確認しながら、
医師の言葉と自分たちのペースを信じて進んでいく。
それで十分なのかなぁ。

今は、そんな感じで。

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