「安定期に入ったら、少しは安心できるよ」
妊娠が分かってから、何度も聞いた言葉です。
そして私自身も、どこかでその日を“区切り”のように待ってました。
けれど実際に週数が近づいてくると、
「本当に安心していいの?」
そんな気持ちが、ふと顔を出します。
この記事では、
安定期はいつからなのか(医学的な定義)
なぜ16週と言われるのか
それでも気持ちが追いつかない理由
を、夫の立場から整理してみました。
安定期とは?医学的な定義
一般的に「安定期」と呼ばれるのは、
妊娠16週頃(妊娠5か月)以降を指すことが多いです。
これは医学的に、
妊娠初期に多い流産のリスクが下がる
つわりが落ち着いてくる人が増える
胎盤が完成し、妊娠が比較的安定してくる
といった理由から、
一つの目安として区切られている時期です。
ただし、「安定期=絶対に安全」という意味ではありません。
なぜ「16週から」と言われるのか
16週前後が目安になる理由は、主に統計的なものです。
妊娠初期(〜12週)に比べて、
16週以降は流産の発生率が大きく下がることが分かっています。
またこの頃になると、
胎盤の機能が安定する
出血や腹痛などのトラブルが減る
といった変化も出てきます。
つまり安定期とは、
**「リスクがゼロになる時期」ではなく、
「リスクが下がってくる時期」**なんですよね。
14〜15週は安定期じゃないの?
ここ、私自身がいちばん気になっていたところです。
14週、15週になると、
つわりが軽くなってきたり
周囲から「もう安定期だね」と言われたり
することもあります。
ですが医学的には、
**まだ“安定期に向かっている途中”**という位置づけになります。
だから、
期待していい気持ち
まだ慎重でいたい気持ち
この両方が同時に存在していて、
揺れるのはごく自然なことだと思うんですよね。
安定期=安心、ではないという現実
ここが、情報として知っていても
感情が追いつかない部分でした。
安定期に入ったとしても、
妊娠のリスクがゼロになるわけではない
出産まで何も起きない保証はない
頭では分かっている。
それなのに、
「安定期って言葉を信じていいのかな」
「どこまで安心していいんだろう」
そんな気持ちが残る。
これは、
心配性だからでも、ネガティブだからでもなく、
命を大事に思っているからこそ生まれる感情だと思うんです。
期待と同時に生まれやすい「罪悪感」
安定期が近づくと、
少し先の未来を想像し始めます。
旅行のこと
生活のこと
出産後のこと
すると同時に、
「こんなことを考えていいのかな」
という罪悪感が顔を出すこともあると思います。
安心したい気持ちと、
浮かれてはいけない気持ち。
この矛盾を抱えやすいのも、
ちょうどこの時期の特徴なのかな、と感じました。
気持ちが追いつかなくても、間違いじゃない
安定期は、
医学的には「一つの節目」かもしれません。
でも、
心の区切りは、人それぞれ違っていい。
すぐ安心できなくてもいい
不安が残っていてもいい
喜びきれなくてもいい
そうやって揺れながら進むこと自体が、
妊娠と向き合っている証拠なんだと思うんですよね。
まとめ|安定期は「区切り」ではなく「通過点」
安定期は、
ゴールでも、完全な安心でもないんです。
あくまで、
妊娠という長い時間の中の一つの通過点。
だからこそ、
医学的な情報を知りつつ
気持ちが追いつかない自分も否定せず
そのままの感情で進んでいけたらいいな。
私自身、
「まだ安心しきれないな」と思いながら、
それでも一歩ずつ前に進んでます。
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