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妊活とセックスレス。夫婦で乗り越えるために話したこと【僕たちの場合】

妊活中にセックスレスになることって、珍しくない。
でも、どこかで「夫婦ならできて当たり前」と思っていた自分がいた。
私たちがセックスレスを経て、どうやって向き合ってきたかを正直に書いてみようと思います。

きっかけは、妊活の義務感だった

「排卵日」だけが目立つカレンダー

カップルだったときに、カレンダーを見て性行為をしたことがどれだけあっただろうか。
たぶん、ないと思う。
間違いなく、「会って好きだからセックスに至る」という流れだったはずだ。

そしてそのセックスの結果、子宝に恵まれたなら、それはとても素晴らしいことだ。

しかし妊活を始めてから、その順序が変わってしまいました。
「愛情→性行為→結果としての子宝」が「目的が子宝→性行為→愛情?」と変わりました。

それを象徴するのが、排卵日のカレンダーでした。
順序が変わってしまったことによる”違和感”が私を襲うのに、そう時間はかかりませんでした。

愛情がないわけじゃない、けど停滞してるのか目減りしてるのか、それを見たくないのか
排卵日のカレンダーを見るたびに、現実を突きつけられている気がしました。

気持ちのズレに気づけなかった自分

今にして思うと、気持ちのズレに気づけなかったというよりは気づかないようにしてたような気もします。

セックスレスを乗り越えて、落ち着いて冷静になれている今だからこのように言語化して義務感や強制感による気持ちのズレが原因だったと分かります。

しかし当時は”なんとなくできない、したくない”から始まって”完全にできない”になってしまいました。
そうは言っても、月1とか数カ月に1回はしていたんですけども。

妻に前にしたときがいつだったとか咎められるのが、とても嫌だったのを覚えています。

話してみたことで変わったこと

相手を責めない言葉選び

再スタートは“触れる”ことから

再スタートは、本当に”触れる”ことからだと思います。
最初はぎこちなさもあると思います。気まずい思いもすると思います。

私もどうやって触れていいのか、分かりませんでした。
「いきなりどうしたの?(笑)」って言われて、ムッとしてしまうんじゃないかとか、いろんな考えが頭をよぎりました。
そこで関係が終わってしまうくらいなら、このままの方が…なんて考えたことも一度や二度じゃありません。

けれどやっぱり触れていこうと思いました。
何もしないままでは、終わりに目を背けているだけですしね。

少しずつ触れながら、お互いを共有しながら進んでいきました。

セックスだけが夫婦のすべてじゃない

「一緒に笑う」ことを大事にするようになった

触れてからは、今まで以上に一緒に笑うことを大事にするようになりました。
一緒に笑って楽しんで、よい気持ちをたくさん共有しました。

やっぱりそういう気持ちを共有していると、何か悩みを打ち明けるときも普段の下地があるので話しやすさが段違いです。

一緒に笑い合ったことは結果的にすごく良かったと思います。
なので、これからも大事にしていきたいですね。

「しばらくは、ふたりで整えていこう」と決めた夜

少しずつ触れるようになっても、ぎこちなさや緊張は残りました。
なので、しばらくはふたりで気持ちやリズムを整えていこうと決めました。

今でこそセックスレス前よりもずっと良い関係になってはいます。
しかし、触れるようになってからいきなりそうなったわけではありません。

少しずつ触れて、距離がだんたんと近づいて、たまに違和感があったり。
そして緊張があったり。

そんな気持ちや感情を整えてきて、今があります。
なので、整える時間は必要かなと思いました。

できなかったことを責めるより、“ふたりで整える”ことを選んだ。

セックスレスは、誰かが悪いわけじゃない。
でも、話せないまま時間が過ぎるのは、もっとつらい。
私たちは「話すこと」から、ふたりの関係を整え始めました。

妊活は夫婦のチーム戦。悩みながら、でも前を向いて。 noteでは心の記録、ブログでは妊活シリーズを綴ってます🌱 好きなお酒はジンとアブサンです。 ▶︎ note:https://note.com/haibarasan ▶︎ ブログ:https://dannamesen.org

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