未分類

「がんばりすぎない」って、どうすればいいの?――妊活中に、心が潰れそうになった僕の対処法

妊活って、「前向きな気持ちで乗り越えよう」と思っていても、
気づいたら、心がすり減っていたりする。

毎月のように訪れる期待と落胆の波。
誰かの妊娠報告に心がざわついたり、
「まだ授からないの?」なんて言葉に、笑って返せなかったり。

「がんばらなきゃ」と思うほど、
ふたりの時間も、自分の気持ちも、どこかぎこちなくなっていく。

この記事では、私自身が妊活中に心が潰れそうになったとき、どうやって立て直したかを、
夫の視点から書いてみました。

同じように、気持ちが追いつかなくて苦しい人へ。
「がんばりすぎなくても、ちゃんと進んでるよ」と伝えられたら嬉しいです。

心が疲れてるって気づくまで

「いつまで続くんだろう」と思った瞬間

「これやってたら、まぁだいたいこの時期に陽性反応が出ます。」
みたいな明確な答えが妊活にはありません。
いつ出るのか分からない陽性反応のために、できる限りのことをし続けます。

受験みたいに区切りがあれば、幾分か楽なんでしょうか。
妊活は期限がない分、ずっと可能性を見続けてしまいます。
けどその分、確実に精神は擦り減っていくのを感じます。

ふとしたときに、「いつまで続くんだろう」と思ってしまった瞬間、私は心が少し疲れていることに気がつきました。

 

気持ちが落ちてるのに気づかなかった理由

けど「いつまで続くんだろう」って思うまでは、気持ちが落ちているのに気づきませんでした。
いや正確に言えば、気づいてないフリをしてた、という感じでしょうか。

まだ大丈夫って自分に言い聞かせていたり、
妊活はしなきゃいけないことだからと無理にがんばったり、
私が疲れてしまったらパートナーに申し訳ないと自分の気持ちを置き去りにしたり、

結果が思うように出なかったりセックスレスになったりして、
夫婦関係にも明確に溝ではないですが、距離ができたような気がしたりして、

楽しいことも楽しめなくなって、「妊活っていつまで続くんだろう」って。

妻と喧嘩して、やっとちゃんと自分の心の状態と向き合えた気がします。
自分の心の状態に気づいたり認めたりって、とても大事なことなんだと思い知らされました。

「がんばりすぎない」とはどういうことか

SNSを見ない日を作った

SNSを見てしまうと、どうしてもいろんなものを、必要以上に目にしてしまいます。

特に妊活の話題はナイーブですしね。
写真付きの陽性反応や出産報告を見てしまうと、どうしても心が疲れてしまいます。

別に、報告している方々が悪いワケではないんです。
ですがそれにより、心が擦り減っていってるのは事実で。

余裕がなくなってしまって、”今の自分がほしい配慮だけを正しさとして強要する人”にだけはなりたくないです。
嫌な気分になってしまって、今後の妊活に支障がでるのも、もちろん嫌です。

なので私は、”SNSを見ない日”を作りました。
情報を得たりするためにSNSは現代では必須のツールですが、感情の泥沼にハマらないように、あえてこの日を作りました。
※発信は続けたいので、見ない日は予約投稿機能を使っています。

自分の気持ちを、自分からしんどくさせないために。

 

感情を正直に書き出してAIに相談してみた

私はブログに感情を正直に書き出しています。
文章に書きだすって手間ではあるんですけど、効果はすごくあります。

自分が今何を思っているのか、とか
自分が何が嫌でどうしたいのか、とか

自分の感情の端くれを書いて整理することで、自分の深堀りができます。
深掘りをしていくことで、”なんとなく感じていたもやもや”の正体などが分かったりします。
さらに書き出すことで、解決方法や付き合い方も分かってきたりします。

なので、私は感情を正直に書き出すようにしています。

あとその感情を今流行りのAIに相談してみています。
特にChatGPTは対話がうまいので重宝しています。

ChatGPTは一緒になって、自分の深掘りをしてくれます。
それにより、自分だけではできなかった・分からなかった”自分との向き合い方”を知れるようになります。

 

パートナーと心の温度差が出たときにしたこと

責めない話し方

心の温度差が出たときに”責めない話し方”って、大事なのかなって思いました。
自分が冷めてない側、冷めてる側のどちらだったとしても。

責めて話てしまうと、心を閉ざしてしまうというか
閉ざしてしまうとまでは言わなくとも、閉ざしてしまいがちというか

そもそも浮気や不倫じゃないですから、仮に温度差ができても”どちらが悪い”みたいなモノではないでしょうし。
どちらが悪いワケでもないものに対して責めるような話し方をしてしまうのは、ただ感情的になってるだけな気がします。

もちろん、温度差があるときにその温度差を埋めようと話すのはなかなか体力がいることだとは思いますが、そこはいったん深呼吸して。
自分の感情と相談しながら落ち着いて話すのが大事なのかな、と思います。

温度差にかこつけてパートナーと上下関係を作りたいワケではないでしょうしね。

 

「一緒に休もう」のサイン

これがあると気が楽です。
温度差ができてしまっても冷めてしまってる側は言いづらいですからね。

ちょっとしたサインがあると、あぁそういうことか、と言われた側もパートナーに対して気を揉むことができますしね。

私としては、旅行がいいと思いますね。
休みたいというネガティブではある願望に対して、大きな楽しみになりますからね。

映画とかもいいとは思うんですけど、スパッと見れてその時間が終わってしまう。
冷蔵庫にコーヒーが入っていたらそういうことだから、みたいなのも休みたいことに対して話し合うまでに気が重い。

それに対して旅行は、少しワクワクした気持ちになります。
その中で「あのね、実は」と少しずつ語ることがしやすいのかなって。

その気分の中で、旅行までにお休みが終わってしまったら、それはそれで旅行をとても楽しめると思います。
そうでなかったとしても、旅行という非日常の中でかつ長い時間一緒にいたら、ゆっくりと話しやすいのかな、と思います。

 

心を守ることは、妊活を続けるための“必須条件”だった。

妊活に前向きでいるためには、「がんばりすぎない」工夫が本当に大事です。
私は「やらなきゃ」よりも「いまは休もう」に切り替えることで、心が少し軽くなりました。
続けるために、“一緒に立ち止まる”勇気も必要なんだと感じています。

妊活は夫婦のチーム戦。悩みながら、でも前を向いて。 noteでは心の記録、ブログでは妊活シリーズを綴ってます🌱 好きなお酒はジンとアブサンです。 ▶︎ note:https://note.com/haibarasan ▶︎ ブログ:https://dannamesen.org

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です