#僕たちの妊活は、ここから始まった ― 流産体験記

#2 流産して思ったこと・しなければいけないこと

妻から受けた、残念な報告。
流産でした。

悲しいことではありますが、**妻は気丈に振舞ってくれています**。
無理してそう演じてるワケではないと信じられるのが、本当に心強いです。

自分は戸惑いが大きいです。普通に見せているつもりではありますけど。
妻には、どう映っているんでしょうか。

しかし今回の妊娠発覚から今日までで、いろんなことを思いました。
今までぼんやりしていた気持ちも、ハッキリしました。

ハッキリしたお陰で、しなければいけないことも見えてきました。

流産して思ったこと

妻への気持ちが明確になった

もちろんちゃんと好きではありました。

しかし振り返ってみると、同棲もプロポーズも結婚もそして今回の妊活も、お恥ずかしながら妻のゴリ押しによるところが大きかったです。
決して自分自身が望んでいなかったワケではないですが、流れに身を任せて妊娠まで至ったように思います。
ですが妻のことは好きだし問題ないと思っていました。

しかし妊娠が発覚したそのときから、**妻に対する申し訳なさでいっぱい**になりました。
今まで、妻中心でずっとずっと動いてきて。

そこから、まだ全然少しの期間でしたが**主体的に・自分から動く**ようになりました。
妻の気持ちを考えながら。

これから流産が続くかもしれません。
不妊になるかもしれません。
結果、子供をあきらめることになるかもしれません。

けれどその時は妻中心ではなく、一緒にそして寄り添って一緒にがんばっていきたい。
流されて身を任せて他人事のような顔色を窺った「いいよ、いいよ」ではなく、二人で一緒にやっていきたい。

流れに身を任せているだけではいつか問題が起きた時に、同じレベル感で悩みを共有できなくなる。
それでは絶対にダメだ。

結果は残念だったものの、自分を見つめなおして妻を大切にする良いきっかけになったと思います。
妻とともに人生を歩みたい思い**</span>が、明確になりました。

自分が落ち着かないといけない

子を身に宿していたのは、妻。
その子が体からいなくなるのも、妻。

妻は今、落ち着いている様子だけれど、夜になったり時間がたったりしたら現実感が出てきて辛くなるのかもしれないです。

僕は妊娠発覚から流産判明まで、何も起きていないです。
当然だけど今後も、身体に変化が起きることはないです。

身体にも精神にも、負担がかかるの**は**圧倒的に妻の方**です。
そんな負担がかかっているときに、夫の僕がソワソワしたり崩れたりしてはいけないです。

夫婦関係を良くし夫婦の絆を強くするためにも、今は僕がグッと堪えて落ち着かないと。
僕が落ち着いて妻の傍らにいることが、**僕が今できるせめてものこと**だと思います。

流産して、しなければいけないこと

次の妊娠までの準備期間として動く

よく言えば、「今までできてなかったことをできるようにする期間」が長くなりました。

妊娠発覚から生まれるまで、10カ月程度。
もし上手くいっていたらその期間内に今までできなかったことを、全部できるようにして習慣化までしなければならなかったです。
正直、できるのかどうか不安がかなりありました。

けれど一旦出産はなくなり、妊活もお休み期間に入ります。
そのお休み期間の間に、いろんなことが出来ると思います。

**今までできなかった家事や自己管理など。
次の妊娠までのお休み期間のうちに**ちゃんとできるように**しておきます。

期間があけたらぼちぼち妊活する

流産して期間をおいて、「さぁ妊活だ!!」と張り切りすぎたら、もしなかなかうまくできなかったときにお互い辛くなるでしょう。

ですので、まあ期間が明けたら”ボチボチ”と妊活をします。
一旦休憩して、夫婦の時間を楽しみながら。

お互い頑張りすぎて夫婦関係が崩れてしまったら、元も子もないですからね。

感謝をコトバに

これは流産や妊活に全然関係ない、僕個人の話です。

今まで、妻に感謝を伝えることが全然できていませんでした。
妻にも、直接指摘をされました。

感謝を言葉で直接伝えるのが照れくさかったり、そもそも何かをしてくれることが当然と思っていたり。

妻に指摘されたその場では「ありがとうと思っているよ」なんて言ったりもします。
けれどそれでは遅いんですね。言わされているだけですから。

けれど感謝を直接ちゃんと伝えられるようになったら、夫婦関係は良好なものになるでしょう。
妻が直接指摘してきてくれるということは、<span style=”color: #ff0000″>**妻側が必要としている夫婦関係の答え**</span>を言っているのと同じですからね。

正直、**僕側はかなりエネルギーいる**と思います。
意識して気を張って、いざ言ってみてもぎこちなかったりするでしょうし。
言わないで済むなら、変わらなくて済むなら、その方が楽です。当たり前ですけど。

けれど妻が直接教えてくれた答えを無視して、僕が何かやったところでいずれどこかでスレ違うことになると思います。
しかし妻が直接教えてくれた答えをまずはやってみれば、大ハズレなことは絶対ないです。

人間関係って答えがないから難しいのに、妻は明確に答えをくれているんです。

妻のために、今後の僕たちのために、僕は変わります。
これからは妻への感謝をコトバにします。最初はぎこちないでしょうけど、頑張ります。

なんてったって、妻が好きだから!

妊活は夫婦のチーム戦。悩みながら、でも前を向いて。 noteでは心の記録、ブログでは妊活シリーズを綴ってます🌱 好きなお酒はジンとアブサンです。 ▶︎ note:https://note.com/haibarasan ▶︎ ブログ:https://dannamesen.org

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