
#4 妻の稽留流産の手術を終えて
稽留流産の手術が終わりました。
妻の様子も戻ったようで、安心しました。
稽留流産とは?
稽留流産(けいりゅうりゅうざん)とは、胎児が子宮の中で死亡しているにも関わらず、出血や腹痛などの自覚症状がなく、子宮内に留まっている状態です。
超音波検査で初めて流産していると気づくケースが多く、治療法としては、自然排出を待つか、手術で内容物を除去するかのどちらかを選択します。
稽留流産の術後
吐き気とめまい
妻は全身麻酔の副作用による吐き気とめまいがとても辛そうでした。
背中を擦ったり飲み物を入れてあげたりするくらいしか出来ませんでした。
看護師の方にお茶を飲んで排泄を促すといいとお聞きしたので、そのようにしました。
妻が辛いときにできることが少ないのが、残念です。
しかし翌日になるとだいぶ落ち着いたみたいで、安心しました。
数日は家事程度の運動量
2,3日は家事程度の運動量にするように通達があったそうです。
ゆっくり休んでもらうと思います。
手術で体力を使ったことでしょうし。
性行為はいつから?
術後4~6週間は性行為を控えましょう。
手術直後は子宮口が開いた状態にあり、感染のリスクが高くなります。
医師から性行為の許可が出るまでは、性行為は避けましょう。
出血が続く間は避けましょう。
少し期間は長いですが妻の体が一番大切なので、夫婦でうまくコミュニケーションを取りながら頑張っていこうと思います。
夫の気持ち
流産が残念
流産してしまったことは誰を責められるワケでもありませんが、とにかく残念でした。
上手くいっていたら、という感情がどうしても拭えません。
会ってみたかったな。
ですが”辛い”という気持ちには、蓋をしているような気がします。
流産に引っ張られない
辛いという気持ちを全開にしてしまったらそれに引っ張られて、次の妊活になかなか行けなくなってしまう気がします。
感情の切り替えがうまくできる方ではないので、最初からセーブしています。
妻が手術に行くときの「もう最後だよ」という言葉は、とても辛かったです。
この言葉を軽いものには絶対にしたくないですが、引っ張られすぎる重いものにもしたくないです。
今後の妊活の不安
流産を重ねる可能性は低いとは数字で分かっていても、次も絶対流産しないと確証があるワケではないので不安です。
それに、そもそも陽性反応が出ない可能性だってあります。
考えても仕方のないことですが、不安はあります。
今後どうなっていくのかは、誰にも分かりません。
妻のケア
今後の妊活への不安については、妻も同じ気持ちでしょう。
ですが手術をして体を痛めたのは、妻だけです。
妻の方が辛いことでしょう。
これから、妻のいろんな面でのケアを頑張っていこうと思います。
ですので、夫の自分がヘコたれないように自分のケアは自分でしていきます。
妻の負担にならないように。
妻の支えになれるように。

