男性の服薬は妊活に影響する?不安になって調べてみた

今日は久しぶりの妊活デー。
手術後の私は薬を飲んでいる最中で、「この服薬って妊活に影響はないのかな?」とふと不安になりました。
妊活をしていると、普段なら気にしないことまで敏感になりますよね。今回は、男性が妊活中に飲んではいけない薬はあるのか? という疑問を調べた内容をシェアします。

男性の服薬と妊活への影響はある?

女性の服薬は卵子に影響を及ぼすものがあります。
その中でもロキソニンなどの鎮痛薬は、特定の病気以外でも割りと飲む機会もあります。

だとしたら、「男性側の服薬はどうなんだろう?」と疑問に思いました。

というのも、私は手術明けで今週ちょうど薬を服用していました。
手術自体は妊活に影響はありませんでしたが、1週間程度の服薬があります。
その服薬期間を妊活デーがバッティングしてしまったんです。

幸い、その服薬も男性側には問題なく、安心しました。

しかし精液に影響を及ぼす薬は間違いなくあるでしょう。
影響を知らずに飲んで妊活をしてしまって後の祭り、では困ります。

なので、今後のために妊活中に「男性が飲んではいけない薬」を調べてみました。

精液を通して女性に影響する薬はあるのか

ごく一部の薬だけ注意が必要

  • サリドマイド(®サレド)、レナリドミド(®レブラミド)など癌治療薬

  • リバビリン(®レベトール)というC型肝炎治療薬

これらは精液に薬が溶け出して女性への影響がある可能性があるため厳重注意

精神科で処方される薬は精液には直接影響がないものの、性機能障害の副作用がでやすく、性欲低下や勃起障害、射精障害などがみられることがあるようです。

その中でも特に、ジェイゾロフトとパキシルは副作用がでやすいそうです。

参考サイト:男性が飲んだお薬は妊娠に影響するのか│田町三田こころみクリニック

AGA治療薬(フィナステリド・ミノキシジル)はどうなの?

フィナステリド/デュタステリド
精子へごく微量移行する可能性があることや、妊娠中の女性が直接触れることへの注意が示されています。
妊活中の内服継続は主治医と相談のうえで中止・切替を検討してください。

ミノキシジル
外用(育毛剤)は体内吸収が少なく、妊活への影響は小さいとされています。
一方で内服タイプは安全性データが乏しいため、妊活中の使用は避けるのが無難です。

※本節は上記出典を基に筆者が要約したものです。個々の状態(基礎疾患・用量・併用薬等)により判断は変わります。
自己判断での中止/継続は避け、必ず医師にご相談ください。

多くの薬は心配不要

妊活中の男性に心配がある薬は、本当にごくわずかです。

薬の中の成分が溶け出してしまうものもありますが、ほとんどの薬は精液にごく微量しか移行しません。
なので、妊活やパートナーへの影響はほぼゼロに等しいです。

日常的に処方される一般的な薬(風邪薬や抗生物質、胃薬など)は心配ないとのことで、大変安心しました。

私が調べて安心したこと

手術後飲んでいた薬が該当せず、まず安心しました。
妊活デーは月に数日しかありません。
今回の手術の服薬も数日です。
その数日がたまたま被ってしまったばかりに妊活デーに何もせず終わるのは、残念すぎます。
ですので、問題がなくて本当によかったです。

調べる前はモヤモヤしていました。
しかし調べて情報を確定できたことで気持ちがかなり軽くなりました。

知らないでいると、妊活をしていいのかダメなのか分かりません。
知らないなら妊活をしない方が無難ではあります。
しかし知らなかったがために、”妊活をしてもよかったのに無駄にチャンスを逃しただけ”となる可能性もあります。

薬のことに限りませんが、妊活は心配があると前向きになれません。
だからこそ「知ること」で安心ができるんだなと実感しました。

不安になったらどうすればいい?

主治医に「妊活中だけど大丈夫ですか?」と相談するのが一番確実です。
これが最も間違いがありません。

ネットの情報だと、個人が書いていて参考元がなかったりする場合が多々あります。
さらに、参考元を明示していてもその参考元自体の信用度が低い場合も多々あります。

これらは個人の曖昧な伝聞でしかありません。
そのため、私は参考元として医療機関のサイトを明示しています。

なので、ネットの情報は目安程度にして医師に相談して不安を減らすのがよいかと思います。

そしてそれらの情報をパートナーと一緒に確認することも、安心に繋がります。
これは男性側に限りませんが、お互いがどんな薬を飲んでどんな影響があるか知っておくと”ふたりの安心”になります。

なので私はすぐに妻に、服薬状況と妊活への影響についてを知らせました。

男性の服薬と妊活の関係は「ほぼ心配不要」

男性の服薬が妊活に影響するケースは、ごく一部の特殊な薬に限られます。
多くの薬は精液を通じて女性に影響を与えることはなく、妊活への支障もほとんどありません。
不安なときは一人で抱え込まず、医師に相談し、パートナーと共有することが大切です。
「知ること」で安心できる時間が増える。それもまた、妊活を続けていくための大切な一歩だと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました