先月の妊活は、2日連続しかタイミングを取れませんでした。
それでも「排卵日はこの日」と医師に言われたから、きっと大丈夫だと思っていたんです。
でも、最近になって知りました。
排卵日というのは“確定”ではなく、“予測”にすぎないことを。
そこから、私たち夫婦の妊活のリズムは少しずつ変わり始めました。
焦っていた日々から、少しだけ余裕を持って向き合えるようになった気がします。
排卵日は「確定日」じゃなく“予測日”だった
日本産婦人科医会の報告では、基礎体温による排卵日一致率は「体温陥落日で28.4%」「低温相最終日で62.5%」。
つまり、排卵日は医学的に“確定”できるものではなく、あくまで“予測”の目安です。
「排卵日は〇日です」と言われたとしても、それは確率的な予測にすぎない。
そう知ったことで、私たちは“1日に集中する妊活”から、“数日に余裕を持って過ごす妊活”へと意識を変えました。
妊娠しやすいのは“排卵日前後2日”
精子は2〜3日、最長で5日生きられる
日本生殖医学会によれば、精子は射精後2〜3日、最長で5日間生存します。
卵子は排卵後およそ24時間しか受精能力を持ちません。
そのため、「排卵日+前後2日」が妊娠しやすい現実的な期間となります。
排卵日を“点”でなく“線”で見る
以前の私は「排卵日=その日だけ」と思っていました。
でも今は、「排卵日を中心とした数日間を、ふたりで大切に過ごす期間」として捉えています。
少し長い目で見られるようになって、気持ちにも余裕が生まれました。
“毎日より隔日”が、夫婦に優しい妊活リズム
WHOのガイドラインでも、毎日よりも隔日の性交が精子の質を安定させるとされています。
無理をして毎日行うよりも、隔日で取り組む方が心身に優しい。
妊活は、がんばることより“続けられること”。
そう思えるようになってから、プレッシャーや焦りが少しずつ減りました。
変わり始めたふたりのリズム
次の通院では、新しい排卵日の予測が告げられる予定です。
今度は“その日だけ”ではなく、前後の日も含めて過ごしてみようと思っています。
うまくいくかどうかは分かりません。
でも、ふたりで話して考えて決めたリズムなら、きっと後悔はしない。
そんなふうに思えるようになりました。
隔日でタイミングを取って妊活をするのは、それはそれでまた別の困難があるんだとは思います。
しかし今は、この変わり始めたリズムに乗って、前進していきたいと思います。
排卵日は“日付”ではなく、“ふたりで歩調を合わせるサイン”
病院で伝えられる排卵日は、あくまで“予測”。
精子は2〜3日、卵子は約24時間生きるため、排卵日前後2日を含めた隔日ペースが現実的で、身体にも心にも優しいリズムです。
妊活は、タイミングを合わせることだけが目的ではありません。
“ふたりで歩調を合わせていくこと”が、何よりも大切だと気づかせてくれました。
これからもふたりで、やさしく歩みつづけられたら。
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