母子手帳を受け取ったとき、制度や給付について一通りの説明を受けました。
妊婦健診の助成、出産育児一時金、出産手当金……
聞いたことのある言葉が次々に出てきましたが、正直なところ、その場では全体像をつかめませんでした。
この記事では、妊娠が分かってから出産までに関わる制度や給付を、時期ごとに整理します。
個別の詳しい説明ではなく、「何が・いつ頃・関係してくるのか」を把握するための地図としてまとめています。
妊娠〜出産までに関係する制度の全体像
制度や給付は、妊娠の時期によって関わり方が変わります。
まずは大きく、以下の3つに分けて考えると整理しやすくなります。
妊娠初期から関係するもの
出産前後で関係するもの
出産後に初めて関係するもの
妊娠初期から関係する制度
妊娠が分かってから比較的早い段階で関係してくるのが、妊婦健診に関する制度です。
代表的なものは以下です。
妊婦健診費用の助成
自治体独自の妊娠期支援制度(内容は地域差あり)
多くの自治体では、妊婦健診の費用を補助する仕組みが用意されています。
金額や回数は自治体によって異なるため、詳細は住んでいる地域の案内を確認する必要があります。
この段階では、「そういう助成がある」という存在を知っておくだけで十分です。
出産前後で関係してくる制度
出産の前後に関係してくる制度は、金額も大きく、説明されることが多いものです。
主なものとしては、
出産育児一時金
出産手当金(会社員の場合)
があります。
出産育児一時金は、出産にかかる費用を補助する目的の給付です。
出産手当金は、会社員が産休期間中に一定の条件を満たした場合に支給されるものです。
名前は似ていますが、目的や支給条件が異なる制度なので、別物として整理しておく必要があります。
ただし、詳細な仕組みはこの段階で理解しきる必要はありません。
出産後に初めて関係する制度
出産後になってから初めて関係してくる制度もあります。
代表的なものは、
育児休業給付金
児童手当
です。
これらは、出産後の生活や働き方に関係する制度です。
妊娠中は実感しにくいですが、後から必ず関係してくるため、「出産後に動く制度がある」という認識だけ持っておくと整理しやすくなります。
制度は「いつ動くか」で整理すると分かりやすい
制度や給付は、内容よりも申請や利用のタイミングが重要です。
妊娠中に利用・申請するもの
妊婦健診費用の助成
自治体独自の妊娠期支援制度
妊娠中に使う制度は、健診とセットで考えると分かりやすいです。
出産前後に一気に動くもの
出産育児一時金
出産手当金
出産前後は体調や生活の変化が大きいため、事前に存在だけ把握しておくことが重要です。
出産後しばらくしてから動くもの
育児休業給付金
児童手当
これらは出産後に落ち着いてから動く制度です。
妊娠中に細かく理解する必要はありません。
制度・給付を調べるときの考え方
すべてを一度に理解しようとしない
母子手帳の交付時に配布される資料は量が多く、
一度で理解することを前提にしていないと感じました。
必要になったときに確認すれば十分です。
「位置関係」だけ分かれば不安は減る
制度は、
妊娠中
出産前後
出産後
という位置関係だけ押さえておくと、
「今、何を調べるべきか」が見えやすくなります。
分からなくなったら確認する先
住んでいる自治体の公式サイト
厚生労働省の案内
会社員の場合は勤務先の担当部署
個人ブログやSNSだけで判断せず、公式情報を基準にするのが安心です。
おわりに
妊娠から出産までに関わる制度や給付は多く、
最初からすべてを理解しようとすると、かえって負担になります。
大切なのは、
「今は何が関係していて、何はまだ先か」
という全体像を持っておくことです。
このマップが、そのための目印になればと思います。
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