静かなのは今だけ——義両親と話した夜に知った“親になる準備”

検査後の帰り道、私たちは義両親の家を訪ねました。
これからのことが不安なまま迎えた夜でしたが、義両親は落ち着いた表情で、自分たちが経験してきた “親になる過程” をひとつずつ話してくれました。

家具の配置、ベビーベッド、服の話。
そして、「静かなのは今だけ」と言われた言葉が、胸に深く残っています。

妊娠の喜びと不安の中で、
“頼れる人がいる” という事実は、思っていた以上に心をあたためてくれるものでした。

今日は、義両親と話して気づいたことをただ淡々と記録しておきたいと思います。

義両親の言葉に感じた“経験者の落ち着き”

柔らかさの奥にある、経験に裏付けられた強さ

義両親を交えて、いろんな話をしました。
ふたりは私たちにいろんなことを教えてくれました。

その言葉には、経験者としての落ち着きや強さを感じました。

私たち夫婦は初めての妊娠ということもあり、多くの不安を抱えています。
その不安を乗り越えてきた義両親ふたりの存在は、とても頼もしく見えました。

「頼れる人がいる」の実感

不安のとき、ネットでも友達でもなく、
“その家に生まれ育てた人” ほど頼れる存在はいないのだと気づきました。

ネットや友達も大事だと思います。
現に、今必死になってネットで知識を得たり、友達に話を聞いてもらって不安を落ち着かせていたりします。

ですがネットも友達も、責任をもって関われるかというと、そうではないと思います。
責任のもちようが、そもそもないんです。

しかし義両親たちは、家族、親族として責任をもって、関わってくれています。
その責任をもって頼れる、妻を育てた人———。

これほど安心できる存在は、他にないと感じました。

「静かなのは今だけ」——今日いちばん心に響いた言葉

今は“夫婦ふたりだけの時間”という、もう二度と来ない季節

「静かなのは今だけ」

義父が何気なく言いました。
これだけは伝えたいとか、すごく重々しくとか、そんな感じは一切なく。
そのときの空気感は、本当に何気なかったと思います。

ですがこの言葉は、私にとても重く、そして強く響きました。

この言葉は、未来を照らす灯りでもあり、
“今日の時間を丁寧に生きよう” と思わせてくれる言葉にも感じられました。

私たちふたりは、子どもが生まれたあとの世界をまだ知らない―――。

静けさの尊さも、賑やかさの愛おしさも、これから学んでいく。
まだ全然ぼんやりしていて、たぶんきっとそうなんだろうな、という感じでしかなく。

でもきっと、そうなんだろうな。

だからこそ、このふたりの時間を大切にしようと強く思いました。

今しかできない時間を、後悔なく使いたい

妊娠中は何が起こるかわからない、というのは大前提として。
このままうまくいったなら、ふたり”だけ”の時間は最後。

老後にもふたりの時間があるのかもしれない。
けれどそれは、子どもが離れてふたりになっただけで、正確にはふたりだけの時間ではないと思います。

ふたりだけの時間は確実に有限で、今しかありません。
そのことを強く認識し、大切に過ごそうと思えたのは、義父のたった一言でした。

妻の表情に見えた“安心”の色

不安が解けていくような笑顔

妻は、どこか楽しそうに義両親の話を聞いていました。
不安が完全に消えたわけではないと思います。

ですが、自分を育ててくれた人たちの言葉には、私の言葉よりずっと深い安心があるように見えました。

妻のこの安心した気持ちを、今後もうまく繋いでいきたいです。
なので義両親の話をよく聞き、分からないなりに懸命に進んで、経験を積んでいこうと思います。

家族の循環を感じる瞬間

「自分の親に育てられた経験」が、こうして次へつながっていく。
その光景を隣で見られること自体が、なんだか胸の奥を温かくしました。

この”家族の循環”を、私もいつか、次世代に繋いでいくんだろうな。
繋いでいきたいな。

私は今、この循環の第一歩目に立っています。

人生って、進んでいないように見えて、進んでいるんですね。

私が感じた“責任”と“感謝”

義両親への大切さが増していく

不安なときに手を差し伸べてくれる存在。
それが義両親であることを、今回の話で強く実感しました。

分からないことだらけの私たち夫婦にとって、とても有難い存在です。

これから頼る場面はきっと多い。
だからこそ、今まで以上に義両親を大切に、感謝を忘れずに関わりたいと思いました。

夫婦として、親として、これから大人になっていく

この先、不安や迷いの場面はきっと、何度も訪れるはずでしょう。
そのたびに、義両親を頼ると思います。

そして、申し訳なさを感じたり、感謝したり、次に繋げる責任をもったり。
そんな感情を持ちながら、ふたりでまた一歩ずつ大人になっていくんだと思います。

そう思えたとき、
今、未熟であることが何ら恥ずかしいことではないと思えました。
未熟でありながらも学んでいこうという姿勢が大切なのかな、と。

義両親に、そんな姿勢でまずは返せたらと思っています。

不安だった私たちに、最初に手を差し伸べてくれた人たちのこと

義両親と話した今日の時間は、
「親になるとはどういうことか」を初めて実感した瞬間でもありました。

  • 落ち着いた表情に支えられたこと

  • 「静かなのは今だけ」という言葉

  • 妻の不安が少しほどけたこと

  • これから頼る場所があるという安心

  • その分だけ、自分たちも責任を持って大人になっていくという気づき

妊娠はまだ始まったばかりで、不安も多い。
だけど、私たち夫婦は決してひとりじゃない。
そう気づかせてくれた大切な時間でした。

これからも、ゆっくりではあると思いますが、でも着実に進んでいこうと思います。

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