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「生理ですね」と言われた日。――“再開の前に、整えておきたいこと”を知った病院の帰り道

稽留流産の手術から1ヵ月と少し。
ようやく「生理かもしれない」と思えた日があって、その数日後に妻は病院を受診しました。

診察の結果、「生理で間違いないですね」と医師からの言葉。
けれど、それはすぐに妊活を再開できるという意味ではありませんでした。

この記事では、術後の身体の変化、ホルモンバランス、そして再開までに整えるべきことについて、私たちが受け取ったことを記録しておこうと思います。

ようやく来た「生理」。でも、それはゴールじゃなく“次の準備”の合図だった

手術から1ヶ月、心当たりのあった“変化”

手術から待つこと1ヵ月。
ようやく、妻の身体に心当たりのある変化がありました。

ですがそれ以外はというと、特に目立った変化はなかったように思います。
織物の量や色、精神的なことなど。

術後に告知通りの出血があっただけで、今回の変化以外には特に大きな変化はありませんでした。
それだけに衝撃が大きかったです。

 

「これは生理かもしれない」――確信できなかった日々

ですが、その出血が生理と確信できない自分がいました。

まず、出血量がとにかく多い。
そして、その量が長めに続く。

今までこんなことはなかったので、生理ではなく不正出血を疑ってしまいました。
期待しすぎると辛くなってしまうのは学習済みであるため、生理なはずがない、くらいに思ってしまっていました。

妻は生理だろうと言っていましたが、私は信じることができませんでした。
少なくとも、病院で確定させるまでは。

 

病院で「生理で間違いないですね」と言われて

そしてやっと、病院へ。

生理で確定しました。
とても喜ばしいことですが、あくまでここがスタートライン。

正確に言えば、スタートラインのちょっと手前です。
詳しくは後述しますが、状態が芳しくない部分もあって。

前回はそれでも陽性が出たので、そこまで強い不安視はしていません。
しかし今のところの”小さな不安要素”ではあります。

これからまた、こういった「通院までドキドキが収まらない」日々が始まるんですね。

 

ホルモンバランスと“卵胞の状態”が教えてくれた、身体の今

子宮内膜は良好、でも卵胞は妊活前の状態に戻っていた

病院での話によると、
子宮内膜は良好な状態のようです。

どんなことでも”良い状態”と言われると、ホッとしますね。

しかし卵胞が妊活以前の状態に戻っているようです。
現在は、卵胞がきちんと発育していないそうです。

“週1で飲んでいた薬”を止めたことが、卵胞の発育に影響していた

妊活をしていたときに週1で飲んでいた薬を再開します。
その薬を飲んで、ゆっくりと卵胞を育て行きます。

流産前にこの薬を飲んで陽性が出ているので、あまり不安視はしていません。
きっとまた前回と同じように、大丈夫でしょう!

…と、強く言えればよいのですが、
やはり少しの不安はあります。

何があるか分かりませんからね。

 

再び薬を再開して、卵胞が整うのを待つことに

現在は、”投薬を再開して、卵胞が整うのを待っている”状態です。

なので、生理が来たからスタートライン立った!ではなく、
“スタートラインのちょっと前”といった状態になります。

スタート前のウォーミングアップをしているとき、みたいな感じでしょうか。

ですので、次の生理までは様子見期間になります。

 

“もうすぐ再開できる”その前に、ふたりで確認しておきたいこと

「焦らない」ことと、「準備しておく」ことは両立できる

焦らないこと―——

正直、焦る気持ちがないと言ったら、嘘になります。
しかしだからと言って、ここで無理に進めることは絶対に避けたいです。

焦りによって妻の身体を傷つけてしまったり、妊娠しても再度流産してしまったりしては元も子もないからです。
最悪、それで妊娠しにくい体になってしまってり、二度と妊娠できない体になることもあるかもしれませんし。

私たち夫婦は、この”一瞬の焦りやプレッシャーに流されて行動してしまうこと”が一番よくないと、お互い理解しています。

準備しておく―――

それでも”いつでも進められるように”準備はしています。
サプリの話で言えば、葉酸や亜鉛は妊活開始一ヵ月前から飲んだ方がよいそうなので、夫婦でまた再開しました。

通院スケジュールの共有や生活習慣も、少しずつ調整しています。
焦らずに冷静に、できることはありますからね。

そもそも、何もしないことがイコール焦ってない、ではないですからね。
冷静になれば、今の状態でもできることはあります。

もちろん焦る気持ちはゼロではありません。
しかしそれを抑えつつ、準備を少しずつ始めていきます。

この行動自体が、夫婦ふたりの心を整えるプロセスになるのかなって思いました。

あなたにとって、”焦らずにできる準備”って何がありますか?
ふたりの歩幅を揃えるために、今日からできる小さな一歩って何でしょうか?

 

ふたりで再開を待つ“静かな時間”も、大切なプロセス

この再開までの”静かな時間”も妊活の、もっといえばふたりの人生の、大切なプロセスなんだと思います。

妊活が再開できるであろう期待感や、またうまく再開できるのかなという不安や、でもふたりでいたいなと思う気持ちと、
そんないろんな感情を抑えつつ静かに過ごすこの時間

この時間を静かに過ごせるのは、今までいろんな気持ちを共有してこれた答えなのかなぁって思ってます。
この時間を静かに過ごせることが、今後のふたりの自信にもなる気がしています。

こういった、プロセスをふんで自信をつけていく妊活って、なんだかいいですね。

心と身体をそろえていく、その歩調が“夫婦の妊活”だと思えた

生理をきっかけにまた葉酸や亜鉛を飲み始めたり、いろんな気持ちを共有したり、妻の身体を投薬で整えたり。
心と身体の歩調をあわせていくことが”夫婦の妊活”なんだと思えたときは、すごく嬉しかったです。

同じ妊活でも、そういった歩調をあわせることなく進んでしまうと、どこかでズレてしまうのかなって思います。
そしてズレてしまっても、ズレていることに気づかなかったり、気づいていても軌道を修正する方法が分からなかったり…。

夫婦ふたりで一緒になって”歩調”を作れて、本当によかったです。

「まだだよ、でももうすぐだね」――再開の前に整えるべきものがあると気づけた日。

 

今回の診察で、「生理で間違いない」「内膜は問題ない」と聞けたことは、安心につながりました。
ただ、妊活再開にはもう少し整えるべきことがありました。

ホルモンのバランス、卵胞の状態――すべては、手術前の「健康な妊活状態」に戻るまでの段階。
薬を再開し、再び卵胞の育ちを確認してから、ふたりで再出発する予定です。

妊活は、心と身体のどちらかだけでは進めない。
この記事が、「もうすぐかな」と思っている誰かの参考になれば嬉しいです。

妊活は夫婦のチーム戦。悩みながら、でも前を向いて。 noteでは心の記録、ブログでは妊活シリーズを綴ってます🌱 好きなお酒はジンとアブサンです。 ▶︎ note:https://note.com/haibarasan ▶︎ ブログ:https://dannamesen.org

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