妊活を進めるうえで、多くの夫婦が最初に直面するのが「精液検査」。
けれど「どこで受けられるの?」「費用はいくら?」「恥ずかしさはどう乗り越える?」といった疑問が多く、なかなか一歩を踏み出しづらいのも事実です。
この記事では、泌尿器科・不妊治療専門外来・自宅キットという3つの選択肢について、費用や検査項目の違いを整理しました。初めて検査を考えている方が、安心して最初の一歩を踏み出せる参考になれば幸いです。
精液検査はどこで受けられるのか
泌尿器科でも検査は可能(費用が安め)
精液検査というと「不妊治療専門外来で受けるもの」と思われがちですが、一般的な泌尿器科でも実施しているところがあります。
特徴は 費用が比較的安い こと。数千円程度で受けられることが多く、初めての検査としてハードルが低い選択肢になります。
不妊治療専門外来の検査はより詳細
専門外来では、WHO基準に基づいた精液検査を行っており、精子の濃度や運動率、奇形率などを細かく調べることができます。
「妊娠がなかなか叶わない」「泌尿器科の結果に不安が残る」という場合には、専門外来での検査が推奨されます。
最近は自宅検査キットという選択肢もある
近年は、 自宅で精液を採取し、郵送で検査機関に送るキット も普及してきました。
病院に行く時間や羞恥心のハードルを下げられる点が大きなメリットです。費用も5,000円前後から利用でき、検査項目は「精子数」や「運動率」など基本的なものが中心です。
初めて検査する場合や、「病院に行くのはちょっと…」という方にとって有力な選択肢となっています。
場所ごとの費用と検査項目の違い
泌尿器科は3,000〜5,000円程度/基本的な確認が中心
泌尿器科での検査は、比較的シンプルで、費用は3,000〜5,000円程度が相場です。
「精液が出ているか」「精子が動いているか」といった 受精可能性の大枠を確認するのに向いている と言えます。
専門外来は8,000〜15,000円程度/WHO基準に基づいた詳細解析
不妊治療専門外来で行う検査は、費用が高めですが精密です。WHOの基準値に沿って、精子濃度・総数・前進運動率・奇形率などを詳細に評価します。
「より正確に把握したい」「治療方針を決めたい」場合に適しています。
自宅キットは5,000円前後〜/精子数や運動率など限られた項目
自宅検査キットは、郵送型や即日判定型など種類があります。基本的には精子数や運動率など、妊活に必要な初期情報がわかります。
ただし、奇形率など詳細な解析まではできない点は理解しておきましょう。
※最近は、自宅で採取した精液を郵送するだけで結果がわかる“検査キット”もあります。妻が妊活について調べていて初めて知ったのですが、正直なところ私は結果を見るのが怖くて、最初は少しためらいました。それでも、病院に行く時間や恥ずかしさを考えると、まずは自宅で試せるのは大きな安心感になります。しかも費用は5,000円前後からと手頃で、運動率や精子数といった基本情報は十分に確認できます。僕自身も実際に購入して試してみる予定なので、その体験談も改めてお伝えしようと思います。
検査結果の見方と注意点
一度の結果に一喜一憂しない(精子の状態は日によって変動する)
精子の状態は体調や禁欲期間によって変動します。
一度の検査結果が思わしくなくても、必ずしも「不妊の原因」とは限りません。数回の検査で傾向を確認することが大切です。
結果は“夫婦での安心材料”になる
検査の目的は「完璧な数値を出すこと」ではなく、「現状を知り、夫婦で安心材料にすること」。
結果を共有することで、不安を減らし次の一歩を考えやすくなります。
結果を妻の通院先に持参すると、より適切な判断ができる
泌尿器科やキットで得た結果は、妻が通院している婦人科・不妊治療クリニックに持参することで、より総合的な判断ができます。
男性側のデータと女性側の検査結果を合わせて見ることで、治療方針が立てやすくなります。
提出から結果までの流れ
自宅採取か院内採取か(提出は1時間以内が原則)
精液は採取後、1時間以内に検査することが望ましい とされています。
自宅採取が認められる場合もありますが、交通や受付時間を逆算して準備が必要です。
提出から顕微鏡確認までにタイムラグがあっても大きな影響は少ない
採取から30分〜1時間程度であれば、大きく結果に影響することは少ないとされています。
ただし、精子の運動性は時間とともに低下するため、なるべく早めの提出が安心です。
最終的には外部の専門機関に送られて詳細解析される場合もある
泌尿器科などでは、一次的な顕微鏡確認の後、サンプルを外部の検査機関に送って詳細解析するケースがあります。
結果が返ってくるまでに数日〜1週間ほどかかることもあります。
精液検査は「どこで」「どう受けるか」より、まず一歩踏み出すことが大切
精液検査は泌尿器科・専門外来・自宅キットと複数の選択肢があり、それぞれ費用や検査項目に違いがあります。
泌尿器科:低コストで手軽に始めやすい
専門外来:詳細まで分かり、治療方針につなげやすい
自宅キット:恥ずかしさを避けながら予備的に確認できる
大切なのは、「一度の数値で結論を出さないこと」と「夫婦で情報を共有して安心につなげること」。
まずは受けやすい方法で検査を始めることが、妊活の大切な一歩になります。
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